塩には、味つけだけでなく、脱水
(だっすい)
・防腐
(ぼうふ)
・発酵調整
(はっこうちょうせい)
・ねばりを出すなどのはたらきもあります。これらを利用
(りよう)
して、広く食品の加工に塩が使われています。
しょっぱいものは、みんな塩が入っている。しょっぱい味をつけることができるのは塩だけなのだ。
いろんな食材
(しょくざい)
と塩でできているよ。
塩味があるからおいしいんだね。
味つけよりも、「ねばり」を出すために使われている。
小麦粉
(こむぎこ)
は塩水でこねないと、うどんにコシもできないし、パン生地もまとまらない。
ひき肉や魚のすり身に塩を入れないと、きれいな形のハムやソーセージ、かまぼこにならないんだって。
味つけよりも、「腐
(くさ)
るのを防
(ふせ)
ぐ」ために使われている。「うまみを引き出す」はたらきもしている。
塩でバイキンがふえにくくなるよ。それは漬物
(つけもの)
も梅干
(うめぼ)
しも塩ジャケも同じ。みそやしょうゆのうまみを引き出す麹
(こうじ)
は、塩があるとよく育つよ。