紅唐桟腰差したばこ入れ
昭和の名人として知られる落語家・八代目桂文楽のコレクションの一つ。きせる筒の器胎はべっ甲で、秋草を描いた金の蒔絵が施されています。また、たばこ入れの袋の部分には、舶来の縞織物が使われており、当時はこれを「唐桟」と呼んで珍重しました。