たばこと塩あれこれVarious topics of tobacco and salt

ミュージアムコレクション

ミニチュア

礫斎(れきさい)作品組み合わせ

礫斎(れきさい)作品組み合わせ
象牙人形1.6×0.6cm
象牙箪笥0.8×0.5×0.7cm
二曲屏風1.9×2.0cm
独  楽0.2cm

※こちらは常設しておりません。

象牙箪笥(たんす)・象牙人形・屏風(びょうぶ)・独楽(こま)を組み合わせてみました。屏風(びょうぶ)の高さで2cm弱しかない極小の世界であり、この画面は相当拡大していることになります。それでも、この作品たちからは、小さい故の多少の省略やごまかしは見つけることができません。

象牙の人形は、高さわずか1cm強ですが、手足と腰の関節部分は可動で、毛髪は植毛されています。漆細工の台に乗っても1.6cmしかありません。礫斎の小ささへの限りないこだわりが込められているようです。

箪笥は、象牙の刳り貫き(くりぬき)で制作され、浅野墨谷(ぼっこく)が彫刻を施しています。どの辺も1cmにも満たないにもかかわらず、全ての引出しは開閉ができます。