たばこと塩あれこれVarious topics of tobacco and salt

たばこの歴史と文化

たばこ文化のふるさと

古代アメリカのたばこ文化(吸う・噛む・嗅ぐ)

吸う・噛む(かむ)・嗅ぐ(かぐ)

古代のアメリカ大陸に住む人々は、たばこをどのような方法で利用したのでしょうか。大きく分けると、次の3つの形態があげられます。

  • *喫煙…葉たばこ(たばこの葉)を燃やして、煙を吸う。
  • *噛みたばこ…口の中でガムのように噛む(かむ)。
  • *嗅ぎたばこ…粉にして鼻につけたり、吸い込んだりする。

他に、葉の煮汁をなめたりする方法もあり、吸い方についても、パイプや葉巻をはじめ、地域によって、さまざまな形態が見られます。

北米先住民のパイプ(カトリナイト製ボウル、木製柄)

  • 北米先住民のパイプ
    (カトリナイト製ボウル、木製柄)

メキシコ西部地方の土製パイプ

  • メキシコ西部地方の土製パイプ

嗅ぎたばこ(アマゾン地方)(撮影:山本紀夫)

  • 嗅ぎたばこ(アマゾン地方)(撮影:山本紀夫)

葉巻状のたばこが描かれたマヤの壺

  • 葉巻状のたばこが描かれたマヤの壺