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たば塩スタッフが近況やさまざまな活動について、最新情報をお届けします。

「新館の今(1)」2014.5.31

こんにちは。ひと月のご無沙汰でしたが、みなさまお変わりありませんか?

昼間は初夏の陽気で暑いくらいですが、木陰に入るととても気持ちがいい、そんな季節です。木々の緑の色もだんだん深くなっていっています。

先月号で写真をアップした渋谷のたばこと塩の博物館前庭のけやきも、例年通り、枝はぐーんと伸び、葉はもさもさと茂ってきています。

けやきたち。もさもさしてきました。二本とも元気です。

けやきたち。もさもさしてきました。
二本とも元気です。

喫煙の像

過ごしやすい季節。寒さ・暑さをモロに受ける「喫煙の像」にもつかの間のやすらぎの日々…(想像)。

リニューアルに向けては、引き続き活発に打ち合せが行われています。常設展示室、収蔵庫、事務所についてはこれまでのブログで触れてきましたが、まだまだあります。それぞれの部屋に必要な設備関係についても検討していかなければなりません。

電気、電話、インターネットLANなどの配線が、どのフロアのどの部屋で必要か、電気のスイッチやコンセントの位置、電話のLANのジャックをどこにつけるかといった、とても細かいことまで打ち合わせています。展示室や展示に関係する部分だけでなく、事務所・生活用も検討しなければならないところが、なかなか大変です。職場でも住居でも、必要なところに必要なものがあることが当たり前のようになっているものですから…。

そして、これらを図面に落とした設備プロット図の記号の小ささ、凡例の多様さもまた、すごいものです。このような、いろいろな部屋の細かいところとか、設備関係の打ち合せはまだまだ続きます。また折りにふれて、ご紹介しようと思います。

さて、先日、墨田区横川の新館の視察に行ってきました。そのときのようすをほんの少しですが、写真でご紹介します。

我々職員は、現在も渋谷の博物館内にある事務所で仕事をしていますが、墨田区横川の新館が開館する場所では、着々と工事を進めていただいています。

新館
新館

周囲はぐるりと囲まれ、足場が組まれて本格的な工事が始まっていました。新館は、倉庫として使用している建物の半分ほどを博物館にリニューアルします。近くでみると、「大きい!」というのがいちばんの率直な感想です。

新館の最寄りの駅は、東武伊勢崎線「とうきょうスカイツリー駅」か、東京メトロ半蔵門線「押上駅」となります。

そして、新館の裏には、墨田区立の大横川親水公園があります。全長1.8kmにもわたるそうです。今の季節、緑がとてもきれいです。水の流れもまたきれいで、なんとも涼しげです。

釣り堀もありますし、子どもの遊具もたくさんあって、昼間はにぎわっていることでしょう。

釣り堀もありますし、子どもの遊具もたくさんあって、昼間はにぎわっていることでしょう。

さらに。スカイツリーがなかなか近くにみえます。高所恐怖症の私はまだ展望台に上っていませんが、みなさまの中には上られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?いかがでしたか?きっと見たこともないような景色が広がるのでしょうね…。

これから上る方には、工事中の新館も探してみていただけたら、うれしいです。

工事中の新館の裏側越しにはスカイツリー。

工事中の新館の裏側越しにはスカイツリー。近くにあることをうっかり忘れていると、ふと視界に入るたびに驚きます。いつか慣れるのかな…。

まるで渓谷のよう。こんな美しい景色もみられました。

まるで渓谷のよう。こんな美しい景色もみられました。

親水公園に絶好の撮影ポイントがありました。

親水公園に絶好の撮影ポイントがありました。

明日から6月。東京にも梅雨の季節がやってきます。紫陽花が目を楽しませてくれますね。

みなさま、お身体には気をつけてお過ごしください。それでは、またひと月後に! (Y・H)