
塩の正体
塩は身近な調味料として、どこの家庭でも見られるだけでなく、現在、ソーダ工業などさまざまな分野で利用され、私たちのくらしを支えています。しかし、塩がどのような物質で、どのような性質を持つものなのかという「塩の正体」は、あまり知られていません。
塩の性質
| 化学名 | 塩化ナトリウム(NaCl) ナトリウム(Na)と塩素(Cl)からできています |
|---|---|
| 形 | 正六面体 (サイコロ形) |
| 色 | 無色透明 (白く見えるのは光の乱反射のためです) |
| かたさ | モース硬度2.0〜2.5 (方解石と同じくらいのかたさです) |
| 比重 | 2.16 (同じ容積4℃の水の2.16倍の重さ) |
| 融点 | 800℃ (800℃以上になると、溶けて液体になります) |
| 沸点 | 1400℃ (1400℃以上になると気体になります) |
◆塩のかたちの変化
