現在の特別展 CURRENT EXHIBITION
2025年9月20日(土)~12月21日(日)
けむりと人々のつながり―メソアメリカの記憶
たばこのふるさととされる中南米地域において、たばこは神様への供物などとして、古代から現代まで人々の生活の中で行われる儀礼や祭礼の中で用いられてきました。また、喫煙時のけむりや香炉で焚かれるけむりは、神様に人々の思いを伝えるなどの役割があるとされています。本展では、現在のメキシコ周辺地域を中心に、喫煙の様子が描かれた器や喫煙具、人々と煙に関わる写真資料などを展示し、古代から現代までの中南米地域における人々とけむりにまつわる文化の一端を紹介します。
次回の特別展 NEXT EXHIBITION
2026年1月31日(土)~4月5日(日)
片平孝写真展「塩の旅 ~地球の塩の現場に立つ~」
片平孝氏は、1970年代初頭から世界各地の製塩地を取材しはじめ、南米、北米、アフリカ、オセアニアなどの塩湖、ヨーロッパやアジアの天日塩田や岩塩坑など、日本とは異なる世界の塩事情を伝える貴重な作品を多く発表してきました。本写真展では、「塩」をテーマに世界を撮り歩いてきた稀有な写真家の50年以上に及ぶ仕事を総括しつつ、日本では想像もつかないような「地球がつくり出す塩の風景」を紹介します。世界中の人々の暮らしを支える「塩」の存在を改めて見直す機会となれば幸いです。
特別展開催予定一覧SCHEDULE
特別展の開催予定についてご紹介します。



