過去の特別展・企画展
館蔵の浮世絵・喫煙具の名品を一挙公開!
たばこと塩の博物館は、1978年11月3日に渋谷区神南でオープンしました。それから37年の時を経て、2015年4月25日、場所を墨田区横川に移し、リニューアルオープン。そして、移転からおよそ半年が経ち、このたび墨田区の館では初めてとなる特別展を開催する運びとなりました。
当館では、浮世絵をおよそ1,800点所蔵しています。コレクションの対象が喫煙具や喫煙風景の描かれた浮世絵であったため、時代、絵師にとらわれず、幅広い作品群になっています。このなかから今回は、鈴木春信、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎などをはじめとする約28名の絵師による浮世絵を展示します。
一方、素材、形状もさまざまなたばこ盆の逸品、八代目桂文楽旧蔵のたばこ入れコレクションなど、江戸から明治時代に制作されて、美術工芸品としても評価の高い喫煙具もご紹介します。
江戸時代に花開いた世界に誇るジャパンアートを、新しくなった「たばこと塩の博物館」特別展示室でぜひ、ご覧ください。
主催 | たばこと塩の博物館 | 会場 | たばこと塩の博物館 2階特別展示室 |
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開館時間 | 午前10時~午後6時 (入館締切は午後5時30分) |
休館日 | 月曜日(ただし、11月23日は開館)、 11月24日(火) |
入館料 | 一般・大学生 100円(50円) 小・中・高校生 50円(20円) ( )は20名以上の団体料金 ※満65歳以上の方は団体料金(要証明書) |
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鈴木春信画
「おせん茶屋」
明和2〜7年(1765〜1770)頃 -
東洲斎写楽画
「敵討乗合噺 四代目松本幸四郎の肴屋五郎兵衛」
寛政6年(1794) -
喜多川歌麿画
「当時全盛似顔揃 扇屋内花扇 よしの たつた」
寛政6年(1794)頃
展示関連講演会
- 11月15日(日)
- 「北斎と墨田」
根岸美佳(公益財団法人 墨田区文化振興財団北斎事業課学芸員)
- 11月29日(日)
- 「写楽と歌麿の謎をめぐって」
新藤 茂(国際浮世絵学会常任理事)
- ※いずれも午後2時から、3階視聴覚ホールで開催。参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
- ※定員は、先着120名(いずれも当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します)。
展示関連イベント
- 11月22日(日)
- 「結髪実演 遊女のヘアスタイル」
実演:林 照乃(髪結師)
解説:村田孝子(ポーラ文化研究所)
- ※午前11時30分からと午後3時からの2回開催(内容は同じ)。いずれも3階視聴覚ホールで開催。参加費無料(ただし、入館料は必要です)。
- ※定員は、各回とも先着60名(いずれも当日開館時より、整理券を1名につき2枚まで配布します)。