特別展Exhibition

過去の特別展

日本の産業を変えた1873年のウィーン万国博覧会

1873(明治6)年に開催されたウィーン万国博覧会は、35カ国が参加し、約6カ月の会期中に726万人が来場しました。この博覧会に国家として初めて公式参加した日本は、さまざまな工芸品や生活具、建築の模型、庭園などを出展。その中には大型の陶磁器や金工、欧米の生活に合わせた工芸品もあり、日本の技術力、対応力の高さを示すものとして大きな反響を呼びました。
今回の特別展では、日本にとってのウィーン万国博覧会をテーマに、博覧会への参加準備段階の資料、日本やオーストリアに所蔵されている当時の出品物、博覧会後の産業界の動きを示す資料を展示。合わせて、世紀末ウィーンの画家として活躍し、日本の芸術に影響を受けたグスタフ・クリムトの習作2点を展示します。

主催 たばこと塩の博物館 後援 オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、
明治150年記念事業
開館時間 午前10時~午後6時
(入館締切は午後5時30分)
会場 たばこと塩の博物館 2階特別展示室
休館日 毎週月曜日(但し、12月24日、1月14日は開館)、12月25日(火)、12月29日(土)〜1月3日(木)
入館料 一般・大学生 300円(150円)
小・中・高校生 100円(50円)
満65歳以上の方 150円(100円)※年齢が分かるものをお持ちください。
※観覧料で常設展示もご覧いただけます。
※( )内は20名以上の団体料金。
※障がい者の方は 障がい者手帳などのご提示で付き添いの方1名まで無料。
  • 博覧会の記念カード「日本庭園」レオポルトシュタット地区博物館蔵Bezirksmuseum Leopoldstadt

    博覧会の記念カード「日本庭園」
    レオポルトシュタット地区博物館蔵
    Bezirksmuseum Leopoldstadt

  • 博覧会のシンボル・ロトゥンデの飾り付きシガーケースJTIオーストリアコレクションJTI Tobacco Collection Vienna

    博覧会のシンボル・ロトゥンデの飾り付きシガーケース
    JTIオーストリアコレクション
    JTI Tobacco Collection Vienna

展示関連講演会
11月11日(日)
「クリムトのウィーン」
新藤真知(日本パウル・クレー協会代表)
11月18日(日)
「渋沢栄一とウィーン万博」
井上 潤(渋沢史料館館長)
11月23日(金・祝)
「博覧会と明治の日本」
國 雄行 (首都大学東京教授)
  • ※午後2時から、3階視聴覚ホールで開催。
  • ※定員は先着90名。参加には、常設展示のみご覧いただける入館料(一般・大学生100円/小中高校生・満65歳以上50円)、または本展観覧料が必要です。
  • ※当日開館時より整理券を1名につき2枚まで配布します(配布時に人数分の入館料をいただきます)。
特別映画上映
12月2日(日)、1月6日(日)
「たそがれの維納(ウィーン)」1934年・99分
12月9日(日)、1月13日(日)
「第三の男」1949年・100分
  • ※午後2時から、3階視聴覚ホールで上映。
  • ※定員は先着90名。参加には、常設展示のみご覧いただける入館料(一般・大学生100円/小中高校生・満65歳以上50円)、または本展観覧料が必要です。
  • ※当日開館時より整理券を1名につき2枚まで配布します(配布時に人数分の入館料をいただきます)。