特別展Exhibition

過去の特別展

見に行く花々 ~花のテーマパークも開園~

江戸では季節ごとの花の観賞が年中行事として定着し、四季折々の花の名所が知られていました。また、19世紀になると、菊細工をはじめとする園芸の見世物や、百花園や花屋敷といった、花を見せることに特化した、いわばテーマパークも造られるようになります。こうした花の名所や見世物は、浮世絵の格好の画題となりました。

「浅草奥山四季花園入口光景 其一」三代歌川豊国
個人蔵[後期(2/19~3/10)展示]

「東都名所年中行事 八月向しま花屋敷 秋の花ぞの」歌川広重
すみだ郷土文化資料館蔵[前期(1/31~2/17)展示]

「菊の細工物」歌川豊国
個人蔵[前期(1/31~2/17)展示]

  • ※後期にも別に所蔵される同じ作品を展示します。

「流行菊花揃」歌川芳虎
(象の形に仕立てた菊細工)
個人蔵[後期(2/19~3/10)展示]