特別展Exhibition

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第37回 夏休み塩の学習室「買い物ゲームで塩さがし! 2016」

会場レポート

7月21日(金)から始まった「第38回 夏休み塩の学習室『世界塩さんぽ』」。博物館には、夏休みを迎えた子どもたちが、友人や家族と一緒に、連日、たくさん訪れています。ここでは、そんな会場の様子をお伝えします!

夏休みの自由研究のヒントにしよう!
小さな世界旅行を楽しもう! 「世界 塩さんぽ」〈2階特別展示室〉

会場には世界の5つの地域(ヨーロッパ、アフリカ、アジア、日本、アメリカ)のコーナーがあり、それぞれの塩についての5種類(つくる、味つけ、保つ、運ぶ・売る、その他)の話を紹介。写真パネルのほかにも、めずらしい外国の塩・コショウ入れや、昔の塩俵(しおだわら)などを展示しています。

くわしくなったらクイズに挑戦!

各コーナーで集めたクイズカードに答えて、3問連続で正解すると、世界各地の風景をバックに自分が写った、オリジナルの記念絵はがきを作ることができます。

好きな風景を選んだら、撮影台でポーズ!
すると不思議!世界の風景をバックにした、みんなの記念写真が出来上がり!!
インストラクターが実演しながら解説「塩の実験室」〈1階ワークショップルーム〉

「海水から塩を作るには?」「塩水は電気を通す?」「真水と塩水の二段重ね」「塩水でせっけんを固める」など、塩の性質を知ることができる実験を、インストラクターが会場の子どもたちと対話しながら、分かりやすく実演していきます。なかでも「塩水でせっけんを固める」実験では、会場での抽選で子どもたちにも参加してもらい、その結果を確認。みんな、塩の不思議な性質に興味津々の様子でした。

実験は1日4回。どの回でも内容は同じだよ。
自分で塩の簡単な実験ができる「体験コーナー」〈2階特設スペース〉

自分で塩の簡単な実験ができるコーナーです。「備長炭電池づくり」では、備長炭に食塩水を染みこませたキッチンペーパーとアルミホイルを巻くとできる電池を工作。実際にモーターが回るかなどを実験します。また、「塩の結晶づくり」では、ライトスコープ(顕微鏡)で、塩の結晶の「形」「色」「大きさ」のひみつを観察。さらに、塩水にふしぎな液体をまぜる方法を使って、その場で自分で結晶を作って観察します。ちょっとコツのいる作業もありますが、インストラクターが個別にアドバイスして、参加した全員が完成させることができました。

「体験コーナー」は当日先着。参加したい人は早めに来て、2階で整理券をもらってね。
ほかにも塩に関するものがいろいろ!
常設展示室2階
世界各地の塩や塩のさまざまな作り方、塩の役割などが学べます。
メキシコ天日塩コーナー1階
メキシコ産の天日塩を無料でさしあげます(1人につき1袋まで)。
パソコンクイズ2階
3段階の難しさから好きなレベルを選んで、塩にまつわるクイズを楽しめます。
ミュージアムショップ1階
家に帰ってからも塩の実験ができる教材や参考書籍、塩にちなんだグッズなどを販売しています。
いろいろな国や地域の塩や、ボクのオリジナルノートもあるよ!
みんなの声
  • 塩がなぜ白く見えるのかを知ることができました。「世界 塩さんぽ」ではクイズがあって楽しく学べました。
    (小学5年生)
  • 世界のいろいろな塩について知ることができました。常設展示室も面白かったです。
    (小学3年生)
  • 世界各国でこんな風に塩が使われているとは知りませんでした。
    (小学5年生)
  • クイズに何回も挑戦して世界各地の記念絵はがきをもらいました!
    (小学3年生)

世界の塩がどうやって作られるのか、どんなふうに料理に使われるのか。
知っているようで知らない塩の話が盛りだくさん。
ぜひ、皆さんも、お友だちをさそって“たば塩”に来てくださいね!