過去の特別展
会場レポート
毎年恒例の「夏休み塩の学習室」が7月20日(土)から始まりました。第40回を迎える今年のテーマは「さぐってみよう! 海のめぐみ」。身近な食べ物にどんな“海のめぐみ”が隠れているか、来場者の皆さんが探っていく参加型の展示です。会場には、夏休みが始まった小学生やそのご両親など、たくさんの方が訪れています。
さぐってみよう! 海のめぐみ〈2階特別展示室〉
会場に設置された「食たくゾーン」「お店やゾーン」「海の中ゾーン」「塩ゾーン」を進みながらクイズに答えて、食べ物の中に隠れた食材や、そのもととなる“海のめぐみ”を見つけていきます。
1「食たくゾーン」
「食たくゾーン」にあるメニューマシンから、料理を選んで指示書を手に入れます。メニューは全部で60種類。まずは好きな料理を選んでみましょう。
2「お店やゾーン」
次に「お店やゾーン」で、指示書に書かれた料理の食材を探します。食材を見つけたら、そのパネルを読んで、パネルに書かれたのと同じ番号のワークシートを取ります。
3「海の中ゾーン」
ワークシートには、食材のもととなる“海のめぐみ”の写真がふたつ載っています。そのどちらが正しいか、今度は「海の中ゾーン」にある標本や模型を見て、正しいと思うものに◯をします。
4「係員室」
指示書と◯をつけたワークシートを係員さんに渡すと、答え合わせしてくれます。
5「塩ゾーン」
会場には日本や世界の塩について知ることができる「塩ゾーン」もあります。ここでもワークシートに挑戦してみましょう。
インストラクターが目の前で実験「塩の実験室」〈1階ワークショップルーム〉
インストラクターが皆さんの前で実験しながら、塩の性質をやさしく解説します。テーマは「海水から塩を作るには?」「塩水は電気を通す?」「真水と塩水の二段重ね」「塩水でせっけんを固める」の4つ。子どもたちはもちろん、お父さんやお母さんたちにとっても興味深い内容です。
自分の手で作る、調べる「体験コーナー」〈2階特設スペース〉
子どもたちが自分の手で、実験できるコーナーです。食塩水や備長炭などを使って「備長炭電池」を作る回と、自分で塩の結晶を作ってライトスコープ(顕微鏡)で観察する回を、その日の時間割にそって開催しています。インストラクターのお兄さんやお姉さんの指導のもと、子どもたちは楽しく実験しています。
ほかにも塩に関するものがいろいろ
常設展示室 2階
世界各地の塩や塩のさまざまな作り方、塩の役割などが学べます。
パソコンクイズ 2階
3段階の難しさから好きなレベルを選んで、塩にまつわるクイズを楽しめます。
メキシコ天日塩コーナー 1階
メキシコ産の天日塩を教材用に持ち帰れます(1人につき1袋まで)。
ミュージアムショップ 1階
家に帰ってからも塩の実験ができる教材や塩に関する書籍などを販売しています。
はじめて知ったことや、すがた、何からできているのかが分かって、きてよかったです。
(小学校2年生)
始めてきたけど、工作や塩の実験をやるのがとても楽しいです。また来ます。
(小学校6年生)
テーマ展示で子どもは、「全メニューやる!」と張り切っていました。ワークシートは家で表にまとめたいと思います。
(保護者)
いろんなことがくわしく書いてあってすごいと思いました。自由研究の勉強にもなりました。
(小学校6年生)