特別展Exhibition

阿蘭陀とNIPPON
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特別展「阿蘭陀とNIPPON〜レンブラントからシーボルトまで〜」20104月24日(土)〜7月2日(金)
  今年、2010年は、徳川幕府がオランダに貿易許可書としての「朱印状」をはじめて発行してから401年目にあたります。17世紀以降、唯一交易を許された西洋の国オランダを通じて、様々な文物が日本からヨーロッパへ、またヨーロッパから日本へもたらされました。この背景には、オランダ東インド会社(VOC)による活発な海上交易活動があり、日本とオランダを結ぶ窓口となったのが長崎でした。さらに徳川幕府は、長崎のオランダ東インド会社を通じて海外情報を入手するなど、オランダは日本にとって、世界情勢を知る上でも重要な役割を果たしていました。こうした二国間の交流を通じて、ヨーロッパでは芸術や生活文化において、日本や中国などの東洋の文化を志向する風潮が生まれます。一方、日本では長崎を通じて入ってきたヨーロッパの様々な文物が、日本人の生活や文化、学問に大きな影響を与えました。
本展覧会は、17世紀から19世紀にかけての日蘭交流の歴史で重要な役割を果たしたオランダ東インド会社の活動や、日本とオランダが相互に与えた影響を、美術・工芸資料、歴史・考古資料を通して再認識していただくものです。
 
主催 たばこと塩の博物館/長崎歴史文化博物館/オランダ王国大使館/東京新聞
協力 日本航空
会場 たばこと塩の博物館 特別展示室
開館
時間
午前10時〜午後6時
(入館締切は午後5時30分)
休館日 毎週月曜日(5月3日は開館)
入館料 一般・大学生 300円【150円】
小・中・高校生 100円 【50円】
【 】は20名以上の団体料金
※満70歳以上の方は無料
(要証明書)

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