特別展Exhibition

第32回夏休み塩の学習室 買い物ゲームで塩さがし! 2010年7月17日(土)〜8月31日(火)

食べる塩はどこから? ー日本で作るー

日本では、海水から塩を作っている。そのほとんどが「食べる塩」で、少しだけ「食べない塩」にも使う。

塩ができるまで(現在の製塩工場)

①海水の中の塩は 1lに30gくらいの割合で、とけています。
②ろ過され ゴミや砂や微生物などがこしとられます。ろ過が不十分だと塩に色がつきます。
③濃縮され イオン交換膜という特殊な膜と電気の力で塩分が集められて、海水の約6倍のこい塩水になります。
④結晶にされ 水が蒸発していき、塩が結晶になってあらわれます。
⑤脱水されて 脱水機で、塩の結晶についた水やにがりがとり除かれます。脱水の度合いで、水分、純度が決まります。
⑥できあがります 袋や箱、ビンなどに入れられ、船やトラックでお店に運ばれて、みんなの家にとどきます。
海水の中では、塩は、イオンという電気を帯びたツブに分かれていて、イオンは電気で動かすことができます。