- むずかしいと思う人は、下の説明(せつめい)は読まなくてもいいが、塩が変身してできる「塩とはちがうもの」がいろいろなことに使われるので、塩のまま使われるわけじゃないということだけ、おぼえておいてくれたまえ
- 塩は、じつは塩素(えんそ)とナトリウムという2つのものが合体してできている。この2つを分解(ぶんかい)して、「ソーダ製品(せいひん)」に作り替(か)えるのがソーダ工業だ。代表的なソーダ製品は、「か性(せい)ソーダ」「塩素」「ソーダ灰(ばい)」で、塩は「ソーダ製品」に姿(すがた)を変え、工業用の基礎原料(きそげんりょう)として、いろいろな製品づくりに役立っているのだ。1年間に使う塩の約(やく)80%はこのソーダ工業に使うんだぞ。